すみだ観光BOOK
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45明治期に花街が発展し、今も料亭が立ち並んでいたり、明治・大正を代表する文豪ゆかりの地があったりする向島。新たな観光スポットも誕生したまちで、ノスタルジックあふれるまち歩きを楽しみます。いちや住 墨田区向島1-2-7 営10:00~19:00(LO18:00) 休 火曜(祝日の場合は翌日) ☎︎03-6456-1839shake tree DINER住 墨田区向島1-23-11 営11:00~20:00 休 火曜(祝日の場合は翌日)☎︎03-6658-8017小梅橋船着場住 墨田区向島1-23番地先食べて! 遊んで!気持ちいい水辺さんぽ!ソラカラちゃんを探してみよう!眺めも抜群! 墨田区の西側に位置する向島。2020年6月、隅田川橋梁横に「すみだリバーウォーク」と呼ばれる全長およそ160m、幅2.5mの歩道橋が開通しました。向島エリアのまち歩きは、この新スポット・すみだリバーウォークからスタート。 隅田川を眺めつつ歩いていると、ボートや水上タクシーが行き交う様子が見られます。さわやかな風を感じつつ橋の中間ぐらいまで歩いてくると、床に小窓を発見。キラキラと太陽の光を反射して揺れる水面を覗き込めます。この橋にはお楽しみポイントが2つあるそう。東京スカイツリー公式東武鉄道の橋脚とすみだリバーウォークの床板の2ヵ所にソラカラちゃんが隠れているので、見つけてみて川面が覗き込める小窓。橋の下を通るボートも見られるかも!「水辺の街」であるため東京ミズマチといい、人や文化が行き交う“下町の魅力”に出会えます広々とした店内のカウンターに大福やどら焼きが並びます。「豆大福」190円、「宇治抹茶」600円キャラクター ソラカラちゃんが隠れているんです。なかなか見つからないソラカラちゃん。何度も橋を行き来しながらやっと発見できました。気になるショップが勢ぞろい すみだリバーウォークを降りると、線路の高架下に店舗が並んでいます。ここも2020年6月にオープンした商業施設「TOKYO mizumachi(東京ミズマチ)」。小梅橋あたりまでの北十間川沿いに専門店、カフェ、雑貨店など11のショップやホステル、産業支援施設が軒を連ねています。 白い外観に白い暖簾がかかった「いちや」は、東向島に本店がある和菓子店。お店に入ってみると、できたての大福をひとつずつていねいに並べていました。「大福を求めてオープン前からお客様がいらっしゃいます」とディレクターの今井さん。人気商品の大福は午前中に売り切れてしまうこともあるそう。 一番人気だという「豆大福」は、北海道産の大粒の特選赤えんどう豆と、つぶあんにした北海道産小豆を柔らかい餅で包んだもの。店内のイートイン北十間川テラスは水辺で気持ちよく、のんびりした時間を過ごせます小型クルーザーが停まれる桟橋です「アボカドチーズバーガー」1500円、「ストロベリースムージー」750円スペースで宇治抹茶と一緒にいただきます。「あんが甘すぎず、もちっとしていておいしい!」大福の横にはどら焼きも並んでいるので、どれを食べようか迷ってしまいます。 甘味に舌つづみを打ったあとは、東京ミズマチを散策。北十間川テラスを散歩している人も多くいました。ベンチもあるので、カフェでコーヒーをテイクアウトして水辺を見ながら休憩するのもおすすめです。 北十間川に新しくできた小梅橋船着すみだリバーウォーク東京ミズマチ®川を渡って粋で雅なまちへ!向島向島MukojimaMukojima

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