鬼平犯科帳ゆかりのスポット読み歩き 其の二 ~横川コース~
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㉘西尾隠岐守屋敷跡㉕㉖㉗❸❷❹❺❼❽㉓㉒㉑⑳四ツ目通り㉔墨田区内循環バス「すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん」三ツ目通り凡例すみだ北斎美術館前(津軽家上屋敷跡)みどりコミュニティセンターまち歩きには墨田区内循環バス「1日乗車券(300円)」も便利!バス車内で購入できるほか、産業観光プラザ すみだ まち処、吾妻橋観光案内所、両国観光案内所等でも販売しています。吾妻橋船着場博物館/小さな博物館工房ショップ観光案内所街あるき案内処ホテルトイレ名所・史跡・公共施設会社警察署・交番郵便局神社寺院学校消防署相撲部屋東あられ本鋪両国本店野見宿禰神社■飾北斎生誕の地津軽家上屋敷跡すみだ北斎美術館錺かんざし博物館野見宿■神社入口高砂部屋本所吾妻橋駅北(清雄寺入口)本所吾妻橋駅東(南蔵院跡)業平橋観光案内所紗蔵たばこと塩の博物館浅香山部屋東京スカイツリータウン■とうきょうスカイツリー駅業平公園「王貞治記念銘板」ホテルファミーINN・錦糸町鳴戸部屋スーパーホテル東京・錦糸町駅前すみだ女性センター春慶寺前(東京スカイツリータウン■前)ロッテシティホテル錦糸町ピッツェリアトラットリアTomtomリッチモンドホテルプレミア東京押上本所警察署・平蔵の剣友・岸井左馬之助の寄宿先として多くの作品に登場します。なかでも「明神の次郎吉」は春慶寺が主な舞台になっており、寺域や押上周辺の当時の様子が描かれています。遠江国横須賀藩3万5千石の西尾家下屋敷がありました。周辺は穏やかな田園風景が広がる人気の行楽地。夜になると下屋敷は博奕場へと変わり、すねにきずを持つ者が身を隠す場所として作品に登場します。若き日は「本所入江町の銕」と恐れられた平蔵は、放蕩の限りを尽くしていましたが罪のない人には決して手を出しませんでした。火盗改の長官に就任して初めての微行巡回で、平蔵は青春を過ごした高杉銀平道場へ。そこで二十年ぶりに剣友・岸井左馬之助に再会し、法恩寺前の茶屋で熱い酒を酌み交わします。ここから事実上の鬼平犯科帳の幕が開きます。平蔵と左馬之助は田坂直右衛門の孫娘・おふさに想いを寄せていました。横川を行く、おふさの嫁入り舟を平蔵と左馬之助が万感の思いで見送る場面は心に残ります。横川沿いの出村町にあった道場に平蔵が19歳のときに入門し、ここで生涯の友・岸井左馬之助に出会います。高杉先生から同時に目録を授けられ「竜虎」と呼ばれました。太田道灌ゆかりの寺で、「本所桜屋敷」では平蔵と左馬之助が門前の茶屋「ひしや」で20余年ぶりに旧交を温める場面に登場。「尻毛の長右衛門」は、この法恩寺から物語が始まります。彦十は本所松井町の「岡場所」に巣食う香具師あがりの無頼者。若かりし平蔵が、放蕩無頼の暮らしを送っていた頃からの取り巻きの1人です。密偵に転じると、その働きは目を見張るものがありました。「鬼平」こと平蔵が27歳のときまで暮らしていた屋敷のあった場所です。実父の宣雄が目黒行人坂の下手人を捕らえた手柄により京都町奉行に出世し、長谷川家はこの地を去りました。相模の彦十の家長谷川平蔵の旧邸出村の桜屋敷法恩寺❻高杉銀平道場『鬼平犯科帳』の第一幕は「本所桜屋敷」出村の桜屋敷高杉銀平道場法恩寺相模の彦十の家長谷川平蔵の旧邸産業観光プラザすみだ まち処❶㉑東京スカイツリー■春慶寺産業観光プラザ すみだ まち処すみだの産業や観光などの魅力を伝える施設です。認証ブランド「すみだモダン」の商品や「墨田区銘品名店会」の銘菓などの展示や即売、墨田区伝統工芸保存会の職人による実演が行われています。【開館時間】10:00〜21:00 【定休日】不定休【電話番号】03-6796-6341春慶寺西尾隠岐守屋敷 鬼平犯科帳ゆかりのスポット読み歩き其の二〜横川コース〜押上〜錦糸町本所・横川周辺では、「本所の銕」と呼ばれていた若き平蔵が放蕩無頼の日々を過ごしていました。恋に、剣術に、平蔵の青春の思い出が詰まったスポットは鬼平ファン必見! 

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