隅田川に育まれた文化 浮世絵に見る名所と美人
2020年2月29日(土)~4月12日(日)
会場
たばこと塩の博物館 2階特別展示室
江戸時代、美人画は役者絵と並ぶ浮世絵の主要な商品でした。その人気ゆえに規制の対象にもなりやすかった美人画には、絵師や版元の知恵が反映されてもいます。特に19世紀後半には、古典になぞらえて世の美人を描き込む趣向の揃物が流行し、多数出版されました。
本展では、この希少な揃物を一堂に展示し、あわせて、江戸有数の行楽地で、美人画の舞台としてもよく描かれた三囲、向島の桜など、すみだ近辺の名所を紹介します。