法泉寺（ほうせんじ）「涅槃図公開」（ねはんず）は縦3ｍ10ｃｍ、横2ｍ18ｃｍ（表装含む）とても大きな仏画で、江戸時代前期の作品と考えられております。墨田区では平成30年に墨田区登録文化財に登録されました。涅槃図とは、お釈迦様が亡くなる様子を描いたもので、本図は仏画らしい平面的な美しさに加え全体の調和に配慮した繊細な筆使いにより釈迦が入滅する荘厳な様子をより印象深くしてます。なお本図は、描表装飾と一体しており過去に大幅な改変や補筆の痕跡（こんせき）が見られないとても貴重な事例となっております。今回は２月１３日のみ一般公開されます。