北斎のなりわい大図鑑 <企画展>

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本展では、北斎の新発見の肉筆画「蛤売り図(はまぐりうりず)」をはじめとした、北斎一門による江戸時代の生業(なりわい)が描き出された作品を展示します。
なりわいとは一般的に、生活をするための仕事を意味します。生活にむすびついている仕事はその社会のありかたを映します。
江戸時代には、現在ではなじみのなくなってしまった職業がある一方、現代の商売のルーツになる生業も存在します。
北斎の作品には、江戸時代の様々な働く人々が描かれています。
仕事に注目して制作された作品もあれば、景色の中に登場することもあります。
働く人々に向けられた北斎のまなざしを通して、江戸の生業をご紹介します。

■新発見の肉筆画「蛤売り図」

これまで知られていなかった北斎の肉筆画「蛤売り図」が当館のコレクションに加わり、本展で初お披露目となります。
また「蛤売り図」は、表具を修復していますが、修復前の表具の題簽(だいせん)には「蜆(しじみ)売(うり)」との記載があり、これまで蜆(しじみ)売(う)りと思われてきました。
しかし絵の描写から北斎は「蛤売り」として描いたと推測されます。
作品をよく見ると満杯の貝殻は白っぽく描かれており、蜆の黒っぽい貝殻ではない事が確認できます。
本展ではこの新発見の肉筆画「蛤売り図」についても読み解いてご紹介します。

※ 団体は有料のお客様20名以上。
※ 小学生以下は無料。
※ 中学生・高校生・大学生(高専、専門学校、専修学校生含む)は生徒手帳または学生証をご提示ください。
※ 65歳以上の方は年齢を証明できるものをご提示ください。
※ 身体障がい者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、被爆者健康手帳などをお持ちの方及びその付添の方1名まで障がい者料金でご覧いただけます(入館の際は、身体障がい者手帳などの提示をお願いします)。
※ 本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)をはじめ全ての展示をご覧になれます。

詳細情報

期間2019年04月23日~2019年06月09日
会場すみだ北斎美術館
住所東京都墨田区亀沢2-7-2
時間9:30-17:30(入館は17:00まで)
休館日5/7(火)、5/13(月)、5/20(月)、5/27(月)、6/3(月)
主催墨田区・すみだ北斎美術館
料金一般:1000円/大・高校:700円/中学生:300円/障がい者300円
お問い合わせ03-6658-8936
関連リンク【公式】すみだ北斎美術館

掲載内容は変更となる場合があります。最新の情報は公式ホームページ等にてご確認ください。

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