<特集展示>京山焼から鳥井陶器製造所へー鳥井家資料に見る作陶から近代工業ー

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エリア
向島

鳥井重五郎は、京都で製陶を学んだ後、すみだに窯を築きました。始め須崎村で、次いで小梅村の窯で、京山を名乗って作陶を始めました。後に勝海舟に引き立てられ、京山の器に海舟が揮毫した器や花器も残っています。二代京山は初代の娘婿で、京山焼を引き継ぎ、大正初年まで小梅で作陶を続けました。また二代京山は、明治以降に煉瓦・耐火煉瓦・装飾煉瓦(白煉瓦)の製造工場を設け、近代工業としての製陶業者の顔も持つという特徴があります。鳥井陶器製造所は、橋場での製造を経て、明治40年(1907)には寺島に工場を構えました。東京駅等で製品の装飾煉瓦(白煉瓦)が使用されています。今回、墨田区登録文化財(有形文化財(工芸品))を含む、鳥井家に伝わってきた貴重な資料を、当館の産業史展示の一環として、始めてご紹介します。

詳細情報

期間2024年04月13日~2024年06月02日
会場すみだ郷土文化資料館 2階 展示室A
住所東京都墨田区向島2-3-5
時間午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日毎週月曜日(祝日のときは翌日)・第4火曜日
入館料個人 100円
団体(20人以上)1人 80円
※中学生以下と身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を
お持ちの方及び介助の方は無料
TEL03(5619)7034
アクセス・東武伊勢崎線「とうきょうスカイツリー」駅より徒歩約7分
・都営浅草線「本所吾妻橋」駅より徒歩約8分
・区内循環バス北西部ルート「見番通り入口」停留所より徒歩約5分
関連リンクすみだ郷土文化資料館

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