小粋に定番ウォーキング<北>お江戸両国
お江戸両国 小粋に定番ウォーキング〈両国北〉
すみだの街は、関東大震災、そして東京大空襲と2度にわたり焦土と化しました。
当時の人々の復興への努力を想い、平和の尊さを感じながら歩くことのできるコースです。
コース詳細
両国観光案内所
両国エリアを中心した観光案内やパンフレットが設置されています。両国観光案内所発のガイドつきツアーも開催(夏季・冬季除く)しています。すみだのお土産も販売しています。
国技館
明治42年(1909年)、回向院の隣に旧国技館が建てられました。その後、震災、戦災などの変転の歴史を経て、現在の国技館は昭和59年(1984年)に完成しました。国技館では年6回の大相撲本場所のうち、3回(1月・5月・9月)が開かれています。
旧安田庭園
本庄氏の大名庭園として元禄年間(1688~1704年)に造られた潮入回遊式庭園(隅田川の水を引き入れ、潮の干満を利用した庭園)です。関東大震災、太平洋戦争、隅田川汚濁などで荒廃しました。昭和42年(1967年)に墨田区に移管され全面改修を行い、昭和46年(1971年)、名園の姿が復元されました。
横綱町公園
昭和5年(1930年)、関東大震災の際に亡くなった多くの犠牲者を供養するために「震災記念堂」として建てられました。その後、東京大空襲の犠牲者の遺骨も安置され、「東京都慰霊堂」となりました。公園内には震災と戦災の悲惨さを今に伝える「復興記念館」があります。
徳山稲荷神社
元は本所築地奉行の徳山五兵衛の屋敷に祀られた屋敷神です。明暦の大火(1657年)後、幕府は防災のために隅田川東岸の開発に着手します。五兵衛は本所・深川の開発を指揮し、現在に続く市街地を造成しました。
野見宿禰神社
相撲の神様「野見宿禰」が祀られています。横綱に昇進したばかりの力士は、初場所(1月の本場所)前に土俵入りを奉納するならわしがあります。境内には歴代横綱の名前を刻んだ石碑もあります。
葛飾北斎生誕の地
「冨嶽三十六景」を描いた稀代の絵師、葛飾北斎は宝暦10年(1760年)、本所南割下水(現在の墨田区亀沢周辺)で生まれました。
津軽家上屋敷跡
陸奥弘前藩津軽家の上屋敷跡。屋敷は「本所に過ぎたるもの二つあり、津軽屋敷と炭屋塩原」といわれるほど広い敷地でした。屋敷内の火の見櫓は「本所七不思議」の一つでもあります。
江戸東京博物館
江戸・東京の歴史と文化を伝える博物館として平成5年(1993年)に開館しました。館内には実物大の江戸時代の日本橋が再現されています。他にも、関東大震災や戦災に関する資料も展示されています。