鬼平犯科帳鬼平犯科帳ゆかりのスポット読み歩き〈押上村コース〉
鬼平犯科帳 ゆかりのスポット読み歩き〈押上村コース〉
東京スカイツリーがそびえる押上界隈も、時代小説「鬼平犯科帳(おにへいはんかちょう)」の舞台である江戸時代は田畑広がるのどかな土地でした。そんな時代を思いながら、ゆかりの地を歩いてみませんか。
コース詳細
吾妻橋
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吾妻橋は、安永3年(1774年)の大火の後に架けられた橋です。当時は大川橋と呼ばれ、「鬼平犯科帳」の中でもたびたび登場します。現在の橋は昭和6年(1931年)に架けられたものです。
如意輪寺
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嘉祥2年(849年)、慈覚大師が聖徳太子自作の太子像を安置したことに始まると伝わる天台宗の古刹です。第4巻の「敵(かたき)」では、寺の前の花屋が盗人宿(アジト)となっています。
枕橋
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「蛇の眼(ヘビノメ)」の舞台。”蛇の平十郎”の去っていく姿に、長谷川平蔵(鬼平)が”あやしい奴”と感じた場所です。当時は源兵衞橋と呼ばれていました。
三囲神社
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鬼平犯科帳をはじめ、剣客商売などでもおなじみのお寺です。鬼平犯科帳の「迷路(メイロ)」では、玉村の弥吉が妙法寺の九十郎と出会い、盗みに誘われる舞台となっています。
常泉寺
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慶長元年(1596年)に創建された日蓮正宗の寺院です。鬼平犯科帳の番外編「正月四日の客」では、前砂の甚七が寺男になりすましていた寺です。江戸の儒学者・朝川善庵の墓があります。
業平橋
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「敵(カタキ)」の中に登場する舞台。大滝の五郎蔵が橋を渡ったところで尾行されていると感じ、すばやく西尾隠岐守下屋敷わきの木立に身を隠す場面です。
春慶寺
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長谷川平蔵の剣友、岸井左馬之助の寄宿先のお寺。左馬之助を演じた名優が揮毫した「岸井左馬之助の寄宿の寺」という石碑が建てられています。
東京スカイツリー
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歴史散歩の締めくくりは、新しい東京のシンボル、東京スカイツリーへ。高さ634m、自立式電波塔としては世界一です。日本の伝統美と近未来的デザインが融合した姿を間近で見よう!