鬼平犯科帳鬼平犯科帳ゆかりのスポット読み歩き〈横川コース〉
鬼平犯科帳 ゆかりのスポット読み歩き 〈横川コース〉
「鬼平犯科帳」は、池波正太郎による人気時代小説です。
江戸の重罪・放火、盗賊、賭博を取り締まる長谷川平蔵の事件簿と人情譚の話です。小説だけでなく、テレビドラマや映画、漫画となっている人気作品です。
若き平蔵の青春の思い出が詰まったスポットが多く、鬼平ファンには必見です!
コース詳細
産業観光プラザ すみだ まち処
すみだの産業や観光などの魅力を伝える施設です。すみだ地域ブランド認証の「すみだモダン」商品の展示即売や墨田区銘品名店会の銘菓の販売、墨田区伝統工芸保存会の職人による実演が行われています。
春慶寺
平蔵の剣友・岸井左馬之助が寄宿する寺として度々登場します。なかでも「明神の次郎吉」は春慶寺が主な舞台になっています。押上周辺の当時の様子が描かれています。
西尾隠岐守屋敷
遠江国 横須賀藩3万5千石の西尾家下屋敷がありました。周辺は穏やかな田園風景が広がる人気の行楽地として描かれています。夜になると下屋敷は博奕場へと変わり、脛に傷を持つ者が身を隠す場所として作品に登場します。
出村の桜屋敷
平蔵とその剣友・左馬之助は、共におふさに想いを寄せていた。横川を行くおふさの嫁入り舟を平蔵と左馬之助が万感の思いで見送る場面です。
高杉銀平道場
平蔵が19歳のとき、横川沿の剣の道場に入門し、生涯の友・岸井左馬之助に出会います。道場の高杉先生から同時に目録を授けられ「竜虎」と呼ばれました。
法恩寺
太田道灌ゆかりの寺。「本所桜屋敷」の話では、平蔵と左馬之助が門前の茶屋「ひしや」で20余年ぶりに旧交を温める場面に登場します。また「尻毛の長右衛門」の話は、この法恩寺から物語が始まります。
相模の彦十の家
無頼者の彦十は、平蔵が放蕩無頼の暮らしを送っていた頃からの取り巻きのひとりでした。密偵に転じると、その働きは目を見張るものがありました。
長谷川平蔵の旧邸
平蔵が27歳のまで暮らしていた屋敷があった場所です。平蔵の父・宣雄が手柄をあげ、京都町奉行に出世したことで、長谷川家は一時、この地を去りました。