鬼平犯科帳鬼平犯科帳 本所・桜屋敷コース

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鬼平犯科帳 本所・桜屋敷コース

江戸幕府は火付盗賊改方という特別警察機構を設け、市中と周辺地区の治安維持に当たらせていました。
その長官が長谷川平蔵で、次々に盗人を縄にかけ、彼らの間では鬼平と恐れられていました。
現在、東京スカイツリーが建つ押上・業平地区は、寛政年間(1789~1800)には、押上村と呼ばれ田畑が広がる長閑な土地でした。
鬼平犯科帳では、数多くの兇賊と長谷川平蔵が丁々発止でやりあう様子が描かれています。その現場を訪ね歩く本所・桜屋敷コースです。

コース詳細

江東橋公園

作中に登場する本所四ツ目の「盗人酒屋」は、現在の江東橋公園のあたりにあったとされています。

撞木橋

撞木橋

江戸時代、人々に時刻を知らせた「時の鐘」がこの辺りにありました。

長谷川平蔵旧宅跡

長谷川平蔵旧宅跡

「鬼平」こと平蔵が27歳まで暮らしていた屋敷がありました。長谷川家は実父の宣雄が京都町奉行に出世し、この地を去りました。

旗本・堂之助の屋敷

旗本・堂之助の屋敷

平蔵の父・宣雄と堂之助の父・鶴齋は親友でした。堂之助の屋敷は長谷川邸のすぐそばにありました。

法恩寺

法恩寺

太田道灌ゆかりの寺。「本所桜屋敷」の話では、平蔵と左馬之助が門前の茶屋「ひしや」で20余年ぶりに旧交を温める場面に登場します。また「尻毛の長右衛門」の話は、この法恩寺から物語が始まります。

高杉銀平道場

高杉銀平道場

平蔵は19歳のとき、横川沿の剣の道場に入門し、生涯の友・岸井左馬之助に出会います。道場の高杉先生から同時に目録を授けられ「竜虎」と呼ばれました。

出村の桜屋敷

出村の桜屋敷

平蔵とその剣友・左馬之助は、共におふさに想いを寄せていた。横川を行くおふさの嫁入り舟を平蔵と左馬之助が万感の思いで見送る場面は印象に残ります。

五郎蔵捕縛地

大盗・蓑火の喜之助の下で修行した盗賊・大滝の五郎蔵は、後に密偵となり、義父・舟形の宗平と店を始め、後に夫婦となった女密偵のおまさと一緒に暮らします。

業平橋

業平橋

「敵(かたき)」の中に登場する舞台。大滝の五郎蔵が橋を渡ったところで尾行されていると感じ、すばやく西尾隠岐守下屋敷わきの木立に身を隠す場面です。

西尾隠岐守屋敷

西尾隠岐守屋敷

遠江国 横須賀藩3万5千石の西尾家下屋敷がありました。周辺は穏やかな田園風景が広がる人気の行楽地として描かれています。夜になると下屋敷は博奕場へと変わり、脛に傷を持つ者が身を隠す場所として作品に登場します。

春慶寺

春慶寺

長谷川平蔵の剣友、岸井左馬之助の寄宿先のお寺。左馬之助役を演じた名優が揮毫した「岸井左馬之助の寄宿の寺」という石碑が建てられています。

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