すみだまち歩きー隅田川七福神めぐり The Sumidagawa Seven Gods of Fortune 【電柱案内板:C10】
江戸から続く隅田川七福神巡り
福を呼び込む縁起物の七福神。七福神が祀られている寺社・仏閣等にお参りすることを「七福神巡り」といいます。江戸時代から続く下町の風情を楽しみながら歩いてみませんか。

コース詳細
三囲神社(恵比寿神・大国神)

三井家に縁のある神社として知られていて、清廉を授ける神・恵比寿神と財福や食物を授ける神・大国神が祀られています。俳人・宝井其角が雨乞いの句を献じたことで有名です。
弘福寺(布袋尊)

大腹で大きな袋を背負った布袋尊が祀られています。七福神の中で唯一実在した禅僧。心の豊かさを諭してくれるといわれています。口中の病や咳止めにご利益のある「咳の爺婆尊」も必見です。
長命寺(弁財天)

三代将軍家光が腹痛に見舞われた際に、境内の井戸水で薬を飲んだところ、治まったことで知られているお寺。琵琶湖の弁財天の分身、通称「老女弁天」が祀られていて、貧しい人を救い財宝を与えてくれるといわれています。
向島百花園(福禄寿尊)

文化元(1804)年に造園。現在は自然美を活かした都立公園として公開されています。元旦から1月7日にかけては、陶製の福禄寿尊が祀られています。
白鬚神社(寿老神)

区内の古社の一つ。白鬚大明神が祀られています。隅田川七福神誕生の際、寿老人が見つからず、白い鬚の長寿の神として白鬚大明神を充てたことから、ここでは寿老神と呼んでいます。
多聞寺(毘沙門天)

弘法大師の作といわれる毘沙門天の木造立像が安置されています。多聞寺にある「隅田川七福神碑」は、江戸・幕末の海軍副総裁・榎本武揚が書いたものです。